はじめに
大学生の頃、周りで投資をしている友人はほとんどいませんでした。
私自身も「投資って難しそう」「お金が減ったら怖い」という不安が大きく、最初の一歩をなかなか踏み出せずにいました。そんな中で「将来のお金の不安を少しでも減らしたい」という気持ちと、「今から準備すれば楽になれるのでは?」という考えから、思い切って投資を始めることにしました。
オルカンを選んだ理由
最初に悩んだのは「どの投資信託を買うか」です。SNSやYouTubeで調べると、人気なのはS&P500や全世界株式(オルカン)。当時は「経済が伸びているアメリカだけに集中投資した方がリターンは大きいのでは?」と迷いましたが、まだ投資経験のない自分にとってはリスクを取りすぎるのも不安でした。
そこで「世界中に分散されていて、どこかの国の経済が落ち込んでも他でカバーできる」という安心感から、オルカンを選びました。特に初心者にとって「1本で完結する」というシンプルさは大きな魅力です。
口座開設から積立までのリアル
証券口座はSBI証券で開設しました。
ただ、当時はまだ大学生で、銀行口座の開設なども含めて手続き自体に不慣れでした。本人確認書類の提出やマイナンバー登録などの作業を「めんどくさいな…」と後回しにしてしまい、最終的に開設まで5か月もかかってしまいました。
今思えば、YouTubeで「口座開設のやり方」を一つ一つ解説してくれている動画を早く見つけていれば、もっとスムーズにできたはずです。初めての人は、公式サイトの説明だけでなく、こうした動画を活用すると不安が減り、効率的に進められると思います。
資金源はアルバイトで貯めた貯金からでした。最初は「少ない貯金の中から投資なんて大丈夫かな」と思いましたが、月3万円を積み立てる形なら無理なく続けられると判断。結果として約1年間で40万円投資できました。
投資を始めてすぐは「設定が正しくできているのか」「このまま続けていけるのか」と常に不安でした。そんな時に役に立ったのが、LINEの投資初心者向けオープンチャットやYouTubeの解説動画でした。投資や口座開設に不安を感じている方は、ぜひ一度こうしたコミュニティや解説動画を活用してみてください。一人で悩むより、ずっと早く前に進めるはずです。
投資を通して学んだこと
投資を始めて感じたのは「すぐには成果が出ない」ということ。1年目は増えた実感がなく「これで合ってるのかな」と思う時期が続きました。
ただ、2年目以降に少しずつ評価額が増えていくのを見て「続けることの大切さ」を実感しました。特に株価が下がった時に「もうやめた方がいいのでは?」と焦ったこともありましたが、その後回復するのを経験して「長期投資なら焦らなくていい」と学びました。
将来の目標
今は社会人となり、ひきつづき積立投資を継続しています。目標は20年後に5,000万円を達成し、FIREを実現することです。そのためにも毎月の投資額を少しずつ増やし、無理のないペースで続けています。
投資の第一歩はとても小さなものですが、その一歩を踏み出したことで「お金に対する向き合い方」が大きく変わりました。これからもコツコツと積み重ね、自分らしい未来を作っていきたいと思います。
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